0439-55-4001資料請求・お問合せ
定員 | 30名 |
修業年限 | 4年課程 |
目的資格 | 作業療法士国家試験受験資格 |
身体または精神に様々な要因で障がいをもつ方々に対して、私達が日ごろ行っている「作業」を治療手段として用いて、その人がその人らしく生きていく力をサポートします。
1人1人の生活の状況や回復状態を把握し、手工芸や日常生活動作訓練など、個々に合わせたリハビリテーションプログラムを提案します。
対象は小児から老人まで全ての世代に亘り、それぞれのライフスタイルに応じた援助を行います。
身体面、精神面、社会面など様々な側面に応じたスキルが求められており、技術や知識のみならず、様々な障がいをもつ方の声に耳を傾ける事が出来る人間性が必要とされています。
近年、作業療法士は医療だけでなく、福祉・教育・保健・職業領域など、様々な領域において強く求められています。
本校では、4年間でプロに必要な専門的な知識・技術・資格だけでなく、現場で通用する力を机上にとどまらず、実際に見て・体験して育てていきます。
情報コミュニケーション学I~IV | 情報処理およびコミュニケーションの理論と実践を学びます。自分の目的に応じて各種情報を集め、それを批判的に吟味しながら、適切な表現で他者に伝えられるようになることを目標とします。 |
健康と身体 | 身体を動かすことで健康の増進を図るため、実践を通じて自分の身体とその動きについて気づき、理解を深めることを目的とします。また、ひろく健康を保ち増進するための考え方と方法について、栄養学の実験などを通じて学びます。 |
基礎数理学・化学 | 科学的知識の基礎となり、今後の学習にとって不可欠な、数学、物理、化学の分野について、主として高等学校の学習内容の復習を中心として、特にセラピストにとって必要となる事項に焦点を当てて、学んでいきます。 |
医学概論 | 医学・医療の各専門分野で活躍している講師を招いてお話を聞き、医学・医療の広がりと深さを知るとともに、分野や職種間の連携について学びます。 |
心理学 | 心理学の諸分野について、基礎的な理論を実習を通じて学び、自己を客観的に見る力と、他人の行動を理解する力を身につけます。 |
社会福祉概論 | わが国のリハビリテーションを支える社会保障制度について、その基礎を学び、今後の医療・保健・福祉の方向性について考えます。 |
人体の構造 | 人体の構造を中心に、各器官および組織の形態について学びます。 |
人体の機能 | 人体の各機能の基礎的内容について学びます。 |
運動学 | 解剖・生理学の知識をもとに、個々の関節の動きから体全体の動きのメカニズムについて、骨、筋、神経系の働きを関連させて学びます。 |
臨床医学 | リハビリテーションの対象となる疾患は多岐にわたりますが、その中でも中心となる「内科学」、「神経内科学」、「精神医学」、「整形外科学」について、基礎的内容からリハビリテーションを実施する際に必要で十分な知識を習得することが目標です。 |
リハビリテーション概論 | リハビリテーションの理念および包括的なリハビリテーションの考え方について学びます。 |
リハビリテーション医学 | リハビリテーション医学の成り立ちから、リハビリテーション治療の目的と内容を、さらに保健・医療・福祉の連携についても学びます。 |
作業療法概論 | 作業療法に必要な基礎知識や考え方を総合的に学びます。作業療法を学ぶ上でのベースとなる科目です。 |
基礎作業療法学 | 作業とは人間にとってどのような意味があるのか、どのように発達してきたのかなどを考えながら作業の種類、作業の要素、作業の効果、作業と文化、作業の個人史、作業の学習法などを学びます。 |
作業療法評価学 | 患者様の問題点を把握し、治療方針を決定するために行う検査や測定方法を実践も含めて学びます。心理的な面をみる検査も含まれます。患者様にとって本当に必要な事は何なのかを知るためにとても大切です。 |
作業療法治療学 | 身障、精神、小児、老人など分野において各種の疾患や障がいに対して、患者様の全体像を把握し、適切な治療が行えるよう、必要な技術を学びます。 |
作業療法技術論 | 人の体のしくみやその働き等さまざまな基礎知識を総括し理解を深める。また、授業での演習や、臨床場面で実際に患者様に接する体験学習等、実践的に治療者としての考え方や技術を身につけていきます。 |
地域作業療法学 | 病院や施設から自宅に戻った患者様が、身体機能や能力の維持・向上に向けて必要とする訪問リハビリテーションについて、作業療法士の関わり方や法的制度を学びます。地域社会を含めた広い視野で、作業療法について学んでいきます。 |
作業療法研究法 | 卒業論文作成や卒業後の研究発表に役立つよう、研究報告や論文を書く際に必要な基礎的内容、参考文献の情報収集、実験データの統計処理などを学びます。 |
臨床実習 | 3年次に3週間の評価実習を2回、また、4年次では8週間で2回にわたり臨床総合実習を実施します。これらの実習はすべてご協力戴いている実習病院や施設で専門の指導者のもとで行います。この他に、1年次、2年次においても本校関連施設での実習があります。 |
作業療法学科 4年 佐々木さん
実習の目的
学校で授業や練習をして学んできたことを元に、病院や施設で患者様に実際に評価や治療をさせて頂き、知識や技術を深めること。また、これからセラピストとして働くための社会的スキルを実習を通して学び、身につけ作業療法士を目指す学生として成長する為に行います。
期間
3年次 夏期・冬期 各3週間
4年次 Ⅰ~Ⅲ期のうち、8週間×2回
一日の流れ(例)
朝の申し送り・ミーティング後、午前・午後ともに実際に患者様と関わり、治療の見学や患者様の評価を行います。見学後には先生方からのフィードバックがあるため、次回に反映できるようにレポートにまとめていきます。
実習中・実習後に感じたこと
実習指導者の先生から「あなたはこの方に何ができるのかな?」とフィードバックを頂き、学生として何ができるのかを考えるようになりました。この方は退院後はどうやって過ごしていくのだろう、社会に出てからどんなことに困るだろうと常にその方の将来を考えていくことが大切なのだと感じました。
※臨床実習においては実習時間の3分の2以上を病院又は診療所において行うことと定められています。
記載されている介護老人保健施設では評価実習のみの実習を行います。
※評価実習、臨床実習先の一覧です。
※病院によっては、複数人の実習生を受け入れている施設があります。
※作業療法学科は精神科の実習を含みます。
※この一覧表は4月6日までの予定を取り纏めたものになります。
新型コロナウィルスの感染状況によっては、実習地の中止、変更等
がある場合があります。