理学療法学科歩行からスポーツ領域まで運動機能の回復を支援

概要

定員 30名
修業年限 4年課程
目的資格 理学療法士国家試験受験資格

理学療法士とは…

7021ケガや障がいを負った人に対して、身体機能の回復をはかり、最良の運動機能を引き出すためのリハビリテーションを行うエキスパートに与えられる国家資格の名称です。

日本では年々平均寿命が延び、高齢者の占める割合が増えていますが、人々の関心はいかに健康な人生を送ることができるかという点にあります。たとえ身体に障がいがあっても、一人一人に対し、健康で張り合いのある生活を送るためのアドバイスやサポートをする理学療法士の重要性は広く認識され、活躍の場は拡大の一途をたどっています。その職場は総合病院はもとより、スポーツ関係施設、企業の健康管理部門、保健所や研究所などさまざまです。

理学療法士がお世話する対象も小児から一般成人やスポーツ選手、高齢者まで、全ての人に関わります。身体機能を理解するためには解剖学や生理学を基礎として運動学に精通しなくてはなりません。治療技術としては運動療法や物理療法といった技術を学びます。

人々の健康づくりを担う仕事ですから、何よりも理学療法士となる人自身が人間性と身体を健康的に磨き上げていく姿勢が求められます。

カリキュラム

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基礎分野

情報コミュニケーション学I~IV  情報処理およびコミュニケーションの理論と実践を学びます。自分の目的に応じて各種情報を集め、それを批判的に吟味しながら、適切な表現で他者に伝えられるようになることを目標とします。
健康と身体 身体を動かすことで健康の増進を図るため、実践を通じて自分の身体とその動きについて気づき、理解を深めることを目的とします。また、ひろく健康を保ち増進するための考え方と方法について、栄養学の実験などを通じて学びます。
基礎数理学・化学 科学的知識の基礎となり、今後の学習にとって不可欠な、数学、物理、化学の分野について、主として高等学校の学習内容の復習を中心として、特にセラピストにとって必要となる事項に焦点を当てて、学んでいきます。
医学概論 医学・医療の各専門分野で活躍している講師を招いてお話を聞き、医学・医療の広がりと深さを知るとともに、分野や職種間の連携について学びます。
心理学 心理学の諸分野について、基礎的な理論を実習を通じて学び、自己を客観的に見る力と、他人の行動を理解する力を身につけます。
社会福祉概論 わが国のリハビリテーションを支える社会保障制度について、その基礎を学び、今後の医療・保健・福祉の方向性について考えます。

専門基礎分野

人体の構造 人体の構造を中心に、各器官および組織の形態について学びます。
人体の機能 人体の各機能の基礎的内容について学びます。
運動学 解剖・生理学の知識をもとに、個々の関節の動きから体全体の動きのメカニズムについて、骨、筋、神経系の働きを関連させて学びます。
臨床医学 リハビリテーションの対象となる疾患は多岐にわたりますが、その中でも中心となる「内科学」、「神経内科学」、「精神医学」、「整形外科学」について、基礎的内容からリハビリテーションを実施する際に必要で十分な知識を習得することが目標です。
リハビリテーション概論 リハビリテーションの理念および包括的なリハビリテーションの考え方について学びます。
リハビリテーション医学 リハビリテーション医学の成り立ちから、リハビリテーション治療の目的と内容を、さらに保健・医療・福祉の連携についても学びます。

専門分野

理学療法概論 臨床現場に必要な諸理論を学びます。
基礎理学療法学 理学療法の基礎となる内容(筋と神経の機能、運動の呼吸・循環器への影響、組織の修復、筋収縮の様式、筋力増強訓練、関節可動域拡大…)について学びます。
理学療法評価学 医師の行う診断学と同義語です。患者様の問題点を把握し、治療方針を決定するために行う検査や測定方法を学びます。筋力や関節可動域の測定も含まれます。
理学療法治療学 各種の疾患や障がい(脳卒中、整形外科疾患、心臓疾患、呼吸器疾患、小児疾患、スポーツ障がい…)に対して適切な評価と治療が行えるよう、基礎知識と技術を学びます。また、熱、光、水などを特殊機器を介して治療に用いる「物理療法」についても学んでいきます。
理学療法技術論 麻痺や切断患者に用いる補助具の知識を「装具学」、「義肢学」で、障がい者の身近な日常生活に関係する内容を「日常生活活動」で学びます。また、理学療法士の得意とする、人の動作から障がいを見つける方法を「動作分析」で学習し、「AKA」、「PNF」では高度な治療の理論と技術を習得します。
地域理学療法学 病院や施設から自宅に戻った患者様が、身体機能や能力の維持・向上に向けて必要とする訪問リハビリテーションについて、理学療法士の関わり方や法的制度を学びます。また「住宅改修」では、生活しやすい家屋構造について考え、アドバイスできるよう理解を深めます。
理学療法研究法 卒業論文作成や卒業後の研究発表に役立つよう、研究報告や論文を書く際に必要な基礎的内容、参考文献の情報収集、実験データの統計処理などを学びます。
臨床実習 3年次に4週間の評価実習を、また、4年次では8週間で2回にわたり臨床総合実習を実施します。これらの実習はすべてご協力戴いている実習病院や施設で専門の指導者のもとで行います。この他に、1年次、2年次においても本校関連施設での実習があります。
卒業研究 理学療法に関するテーマを自分で選択し、調査や実験によりデータを収集して論文としてまとめます。

実習体験記

理学療法学科 4年  小川くん

実習の目的
与えられた症例に対して評価項目を選択して実際に患者様を評価します。そして、評価結果から問題点の抽出、ゴール設定及び治療プログラムの立案といった実際の臨床現場での治療過程を学ぶことです。

期間
4年次:4月上旬~5月下旬(8週間)

一日の流れ(例)

午前:朝礼、治療見学

午後:治療見学、一日のフィードバック

実習中・実習後に感じたこと

今回の実習で患者様の情報収集の難しさを実感しました。患者様が    本当に伝えたいことは何なのか、望んでいることは何なのか。患者様から聞いただけでは情報として不十分な点がありました。他職種の方、ご家族からお話しを聞くことにより、正確で多くの情報収集をすることができました。知識や技術も大事ですが、情報を集める・引き出すコミュニケーション力も重要なことと感じることができました。

 

平成29年度 実習先一覧

※臨床実習においては実習時間の3分の2以上を病院又は診療所において行うことと定められています。
 記載されている介護老人保健施設では評価実習のみの実習を行います。
※評価実習、臨床実習先の一覧です。
※病院によっては、複数人の実習生を受け入れている施設があります。

  • あすなろクリニック
  • アクアリハビリテーション病院
  • 安房地域医療センター
  • 永生クリニックリハビリテーションセンター
  • 小田病院
  • 小見川ひまわりクリニック
  • おゆみの中央病院
  • 介護老人保健施設 葵の園・南房総
  • 介護老人保健施設 佐倉ホワイエ
  • 介護老人保健施設 秀眉園
  • 柏戸病院
  • 勝浦整形外科クリニック
  • 加藤大介クリニック
  • 鴨川市立国保病院
  • 君津中央病院
  • 九十九里病院
  • 栗源病院
  • 玄々堂君津病院
  • 五井病院
  • 国保多古中央病院
  • 佐原中央病院
  • さんむ医療センター
  • 塩田記念病院
  • 塩田病院
  • 袖ヶ浦さつき台病院
  • 苑田第二病院
  • 辰巳台クリニック デイケアセンター
  • 辰巳病院
  • 館山ケアセンター夢くらぶ
  • たてやま整形外科クリニック
  • 館山病院
  • 千葉大学医学部附属病院
  • ちはら台整形外科
  • 筑波記念病院
  • 東条病院
  • 中沢病院
  • 中西整形外科
  • 習志野第一病院
  • 西千葉整形外科
  • はぎわら病院
  • 富家千葉病院
  • 船橋市立リハビリテーション病院
  • 岬病院
  • 宮川病院
  • ムーブメント旭
  • 茂原機能クリニック
  • 茂原中央病院
  • 森の里病院
  • 薬丸病院
  • 八街総合病院
  • 山口医院
  • 山之内病院
  • 若葉整形外科クリニック